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家の引渡し後のトラブル!!
− これが欠陥だ!!! −
まるけんが屋根裏に入って見つけた欠陥工事の数々・・・。素人のまるけんが
見たところでも、建築上は問題はあまりないと思いましたし、実際に手直し工
事に(こちらからの要求でやっと・・・)来た大工さんも、そうおっしゃって
いましたが、見た目も良くないですし、そんな手抜き工事を許すわけにもいき
ませんので、徹底的にメーカーに要請して直させました。
軽鉄骨と家の木造部分を結合させる金具の取り付け部分。素人の釘打ちでもよ
くある「ありゃ、釘が曲がっちゃった!はぁーあ」ってな具合のよくやりそう
なコト・・・。プロの大工さんはそんなことしちゃいけないでしょ?
なっなっ、なんですか?裏側の同様箇所は2本ちゃんと打ってありましたから、
大工さんがライトを引っ掛けていたようじゃないですね。。。
結合部分の金具の取り付け忘れ。それでよく「完成調査」合格したね!?!?
結合部分の金具の打ちつけ3本のうち、釘のおしりを1本カット・・・。
どうせ、打ち付けに失敗して、曲げておくのもなんだから・・・。はぁー。
屋根から打ちつける釘が、木材に的中していないところ。これは、きっと打ち
付けの時の手応えで打ちつけなおしているでしょう・・・。
また「曲げときゃいいや」作戦ですね!これは・・・。
上が発覚したのは、テレビのブースターを取り付ける際にまるけんがみつけた
物。そうでなかったら、全然気がつかない「家の欠陥」。んー、許されない。
見えないところで何をされているのかコリャーわかりませんよ。ホント。
− 瑕疵担保責任 −
瑕疵(かし)担保責任という家の保証制度があります。これは欠陥住宅を防止
するための法律で定められた制度です。
基本的に従来は、基礎や家の重要部分については最低2年の瑕疵担保責任が施
工側に発生しておりましたが、新築においては平成12年の4月からこの期間
が10年に引き上げられました。
家の不具合や欠陥は、今までの2年という期間で表われることはなくそれ以降
に発見されたり、トラブルが発生することが多いためにこの制度が見直されま
した。
さらに平成12年9月頃より、建設省が家の施工基準として細かな基準を設け
住宅メーカーによってばらついていた技術/施工基準表示が、統一化され比較
も容易に行えるようになるようです。
そのため、今から家を建てるのであればそれほど欠陥などに気を使わなくても
保証してくれる時代になっておりますから、気軽に考えてもいいと思います。
− 固定資産税 −
家などの動かない大きな財産には、固定資産税がかかります。
家の場合3年に1回、市町村単位で審査がありますが、新築の場合、家を建て
完成した時点で審査の要請をして、調査をしていただきます。
− うわさ・・・ −
「あれをこーすると固定資産税が高くなる」とか、よく耳にするのではないで
しょうか?そんなところを審査に来ていただいた担当者にQ&Aしてみたので、
参考にしてみてください。まるけんも「えっ、そんなものにもランク付け?」
というものもありました。
基本的に、庭園やガーデニングなどに力を入れたら!?
庭も固定資産です。見方などもありますが、ランクに対応させて判断します。
いいお庭は夢ですよね・・・。
電気関係でコンセントの数やテレビの端子数などでも!?
コンセントなどの電気関係は、多くても少なくても一般家庭の場合は、「電気
関係がある」ということで一式の金額がかかるようですから、気にすることは
ないでしょう。コンセントを家具などで隠そうとしなくてもいいみたいですよ。
ISDNは一般回線より!?
電話回線は、その回線数に固定資産が発生しますので、関係ないでしょう。
ドアの面積は!?
ドアの面積という言い方もおかしいですが、ドアや廊下の面積でも若干変わっ
てくるようです。まるけんの家の場合、廊下からドア面積から事細かに採寸し
ていきました。
ガラスの面積は!?
出窓や大きなガラスがメインになってきていますが、これも関係してきます。
フローリングにランク付け!?
なんと、フローリングにもランクが付けられています。
詳しく言うと3段階くらいに分れているようですが、公平な審査を行なってい
る市町村がほとんどのようです。
基本的に「いいもの」といわれるものをお願いしないかぎり標準のものですか
ら、心配することはないでしょう。
軽鉄骨の場合って木造とは!?
軽鉄骨構造の家は、木造と違い固定資産税は高くなります。なんてったって、
金属なんですもの・・・。
ベランタの広さは!?
審査は土地面積とその建物が基本ですが、ちょっとはみ出る「ベランダ」も面
積によって変わってくるようです。生活空間はほとんど採寸していくと考えて
ください。
コネってきくの!?
今は、金額の算出にコンピューターと専用プログラムを用いて出していますの
で、採寸されたデータのまま入力されて、気持ちがいいほどきれいに出てきま
すから。
わざわざ出向いていただいた方に、お茶くらいは出してあげましょう。
・・・・・・・・みなさまからの情報も募集しています・・・・・・・・・・
− 免除制度 −
固定資産税には、免除と補助制度があります。
まず、家を建て最初の3年間の固定資産税は、算出された固定資産金額の1/3
つまり、3分の1の金額が固定資産税です。これは、家を建てたときの被固定
資産税の負担を小さくするための免除制度で少なくてすみます。
しかし、この制度は以外に知られず、また最初の3年が過ぎた場合、算出され
た固定資産税がそのまま固定資産税になるので、当初の支払の3倍にいっきに
膨れ上がります。しかし、それが本来の固定資産税なのです。
最初に説明しても3年後に「急に高くなった」と多く苦情がくるようです。
あなたは知っていましたか?あなたはそんな「だだ」をこねないでくださいね。
− 税金の補助制度 −
市町村によって各種補助制度があります。
これは、各市町村が特別に支給するものですが、主に事業の一環としてや寒冷
地補助などがあげられます。
− 人間の心理・・・ −
見た目・・・。これについつい心が集中してしまいます。ましてや、目新しいの
で小さなことに気づかないことも多くあります。
そう!つまり、新しいものに気がとられ細かなことでも気付かない。そして、後
になってボロがとても気になる・・・。そんなことがありました。引き渡しの時
に、それを申し出ると基本的に無料で修正してくれますので、少しでも気になる
ところがありましたら「まっいいか」とかたつける前にメーカーにその旨を伝え
ましょう!早めにちゃんと伝えないとこちらの責任にされてしまいますよ!!
実際に起きた引き渡し後の小さなボロから大きなボロまで掲載します。
− 階段 −
これは、大工さんも言ってました。引き渡し後に必ずといっていいほど、苦情が
くるようです。
「階段のきしみ・・・」これです。実際にまるけんの家でもありました。歩くと
「ギギィー」と・・・。これは、後からでも修正が出来るようです。階段下収納
から、階段に向かって釘を打ち修正するようです。
あと、手摺りも適度な力を加えて、音はしないかなど確認してみてください。
− 壁紙 −
よくよくみると「むら」があったりすることがあります。
基本的に壁の材質がコンクリート系の場合、冷える事は御存じでしょう。壁や窓
が冷えると「結露」という現象が発生します。(冬場など、暖房などを使うと窓
に水滴が付く現象です。)
仮に壁に「結露」が発生したと考えて下さい。ここで意外にも結露は壁紙の中で
発生するのです。張ってあるから、壁紙に発生すると考えてもいいのですが、そ
もそも水を通す性質がありますので、中に「溜まってしまう」のです。
さて、そうなるとどうでしょう。接着剤、つまり「糊(のり)」の成分の性質が
低下し「むらが広がる」。そして、悪化すると「剥げてきてしまう」ことは、お
分かりでしょう。つまり、小さい「むら」だからといってメーカーに言いくるめ
られてはいけません。
このようなトラブルは特に、コンクリート製でよく知られる「マンション」にも
多いトラブルで、訴訟までになることもしばしばあるようです。
− へこみ・きず −
これは、引き渡す時の引き渡し式・・・といいますか「これでいいですか?」と
担当者と引き渡す時に見て回る「説明の折」に聞いているだけではなく、細かい
ところに目を向けて「バシバシ」だめ出しして下さい。
「住み始めた後では、こちらの責任にされてしまう事があるかもしれません!」
− きしみ −
「ミーシ、ミーシ・・・」床が鳴ります・・・。これも良くあるようです。
一言、アフターメンテナンスのお願いをしてみましょう。ここで気を付けたいの
は、アフターの担当者にやらせないこと。専属だった大工さんに依頼して来ても
らいましょう。
− 戸のかみ違い −
上下の一方に隙間がある場合、網戸や戸の設計段階のミスなどがあります。また
例外として「家自体が傾いている」こともありえます。
ちょっとしたことですが、重要な事ですからちゃんとチェックしましょう。網戸
などはネジを調節する事により調整も可能でしょう。
Last updated; 2000.5.2
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