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モデルハウスにおけるメーカーとのやりとり
− 営業マンとのやりとり −
契約前に施主とメーカーとの一番の接点となる方は、営業の方です。きっと、
いろいろな注文を営業の方に伝えたいと思うのですが、家を販売する知識が豊
富な方と細かい話を続けて契約を決め、後で技術的な詰めを工事店の方などと
打ち合わせてみると、意外と融通がきかなかったり、営業の方と食い違ったこ
とが発生することがあります。
また、モデルハウスを案内する営業の方の人柄によって、住宅メーカーの決定
を左右されたというアンケート結果が得られております。
事実、営業の方のやりとりや気前の良さで、メーカーに対する印象はとても変
ってきます。すると良いイメージしか残らず、肝心な家の部分の細かい部分や
他のメーカーとの比較が気持ち的な部分に影響され、設備や機能といった一番
の検討材料となる部分を見落として、気がついたら契約していたということも
十分あると思います。
なにより自分に合う、家族に合う住宅メーカーを選ぶことが一番ですから、そ
れを大前提に冒険のような「モデルルーム見学」に行き、ひとつの資料として
営業の方の対応の良さを参考にするのも良いと思います。
− ささいなやりとりも予算に影響する −
きっとこのページを見られている方はネットワークにも力を入れた配線/将来
設計を行いたい方も多いと思います。しかし営業の方はそのような知識はない
と思って頂きたいのですが、契約までのプロセスは全て営業の方が担当となり
ますから、「今話題でご時世のインターネット対応住宅といったものは標準で
対応してもらえるのでしょうか?」という概要的なことを質問すれば、契約前
の段階であればきっと「もちろん対応できるように・・・努力します」といっ
た答えはもらえると思います。
そうしましたら、すかさずそれを覚えておくかメモ、またはある程度の内容を
控えたメモを持参したならば担当者様の対応了承のサインや証拠をもらってお
くと、普通に後から追加でネットワーク工事を依頼するよりも、工事費を抑え
ることができることも多々あります。
といいますのも、メーカーは住宅の契約前に交わした内容は守らなければ誠意
の無い対応となってしまいますし、逆に契約書にハンコを押したのであれば、
契約内容にある標準プランの施工について施主が了承したということになるた
め、標準以外のことは別料金になってしまいます。
そのため、営業の方と契約獲得までにお約束したプラン外の施工工事/お願い
事項などを前もってお約束させておくことで、「わがまま」を標準/サービス
に含ませてしまうという、賢い買い物の技を使ったほうが得です。
− 多くのサービスを受けるには −
例えば家庭内LANの構築を希望した施主側がネットワークケーブルを用意し
ておき、それをメーカーに支給します。そして電気配線の際に一緒に無料でL
ANケーブルを配置してほしい旨を前もってお願いしておくと、配置だけは無
料でやってくれることもあります。
また部品代と別にかかる工事費を安くしてもらえるなど、見積もりに納得がい
かないときにも営業の方とのやりとりで、なんとか折り合いをつけてくれるこ
ともあります。
他にも・・・ご時世を考慮して、ということをアピールして
・各部屋に情報コンセントを標準で取りつけた
・コンセントを2つ口から3つ口にしたり、アース端子付きにした
・ISDNバスを各部屋に配置させた
・施工上、配管が設置できないので、その分ケーブルを多く入れてもらった
などの実例があります。とにかくメリットがありますので、契約前の営業の方
のやり取りがその後の予算を左右するということを覚えておいて欲しいと思い
ます。
Last updated; 2001.3.2 AM10:00
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