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住宅情報化/情報配線




− 4.配管の検討 −

情報配線を現段階で多めに施しておいても、足りなくなったり、さらに新しい 基準に対応できないことも将来あるかと思います。電話なども将来は家庭に光 ファイバで接続されるようになりますし、ホームバスも光ファイバを用いる方 向で研究を進めているようです。 それらの各種ケーブルを各部屋と情報分電スペース間で簡単に配置/増設した り、通すためには「CD管」という配管を設置しておくことで解決できます。 特に外壁に取り付けられる電話やCATVの保安器から配管を行っておけば、 CATVインターネットの導入や将来の家庭光ファイバ接続(FTTH)にも ケーブルを簡単に情報分電盤まで通すことができます。 −− [配管における注意点] −− 住宅メーカーの建物の施工仕様などの制限からCD管の太さを制限されたり、 場合によっては配管できない場合があります。配管できない場合はメーカーは 配管なしの配線を施します。 配管を設置する場合、ケーブルの通しやすさ/入れ替え時の余裕が必要になり ます。そのため「太さ」と曲げの部分の湾曲の度合い「R」(エッジ)の緩や かさも考慮する必要がありますので、参考にしてください。
適正部材:CD管 太さ:16/22/28/36Φ等

28Φ程度であれば3本程度の情報配線は楽に行えますが、家の
施工規格上、配管が困難な場合もある。

施工方法: 1.情報配線はこれを通して行わせる場合
2.配管なしの情報配線と将来のため空配管を設置しておく場合
3.配管を通した情報配線と将来用の空配管を設置しておく場合
注意事項: 管のR(曲げ/エッジ)が急な場合、ケーブルを通す際に問題とな
るため余裕を持った配置を指示することをおすすめする。

空配管の場合には通線しやすいようにワイヤを入れておきましょう。






Last updated; 2007.9.1
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