■Top>Myhome

住宅情報化/情報配線




− 7−2.CATVインターネット −

「CATVインターネット」に加入する場合には、あらかじめ地元のCATV 局に問い合わせ、専用端子をつけておくことでCATV工事にありがちなむき 出し配線を避けることができ、見た目もよい仕上がりにすることができます。 一般的な配置方法について説明します。CATVインターネットはCATVの テレビ放送とは別の通信用としてのケーブルを単独で用意する必要があります。 テレビとCATVインターネットのケーブルの接続/分岐点は2つのパターン があり、外壁に取り付けられる保安器で2分配する方式が一般的です。 この場合には、家庭内のテレビケーブルはテレビ分配器を用いて一般的に分配 する方式でOKです。CATVインターネットは利用する部屋または情報分電 盤から専用端子などを用いて単独でケーブルを保安器まで通しておきます。 もうひとつのパターンとしては保安器ではなく分配器の近くでフィルターを利 用してテレビと通信用に分岐させる方法があります。この場合は分配器が設置 される付近にCATVインターネット用のケーブルを通しておきます。 どちらにしましてもCATV双方向サービスは各CATV局の技術部が認証す る部材や各種方式があるため、前もって問い合わせることが前提となります。 適正部材の資料を掲載します。
適正部材:・配線ケーブル「S−5C−FB」

ほとんどのCATV局が上の部材で整備しておりますが、
詳しくは各CATV局にお問い合わせください。簡単に言えば、
S−5C−FBを整備しておけば、ほとんどのニューメディアに
対応できるということが住宅情報化のポイントです。

適正部材:・各社「CATV双方向対応端子」

松下電工製「コスモシリーズ:WCA3880W」(新コスモタイプ)
松下電工製「コスモシリーズ:WTF49605W」(旧コスモタイプ)
松下電工製「フルカラーシリーズ:WCA3880」

施工方法: ・CATV局の工事担当が施工しなければならないことがある
・工事後にCATV局の審査を受けなければならないことがある

どちらにしても前もった問い合わせが必須条件。

注意事項: 各CATV局/技術部からのアドバイス/指示に従うこと

・部材参考資料(CATV双方向端子)


CATVインターネット接続に利用しているCATV双方向サービス専用端子。
普通のテレビ端子とは、施工方法や品質も異なり高シールドタイプになります。


*** ワンポイント(設置位置) ***
CATV局によっては別料金も含めてインターネット複数台接続サービスを実
施しているところもあります。その場合ケーブルモデムを情報分電盤に設置し
て、そこにHUBを置きスター型のLANを配置しておくことで簡単に各部屋
でインターネットに接続できるようになります。

端末型のサービスや接続が1台に限定される場合などは、基準の関連から直接
PCが置かれる部屋にケーブルモデムをおいて欲しいという局もあるようです。
その場合はCATV局の技術の方にご相談し、その指示に従ってください。




Last updated; 2007.9.1
Copyright (C) 1997-2007 Maruken's Homepage, All rights reserved. -- http://www.bitrex.jp/ --
/Top Page