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住宅情報化/情報配線
− 10−3.将来的なことも考慮した注文 −
−− ポイント/ケーブル名をシールで表示 −−
家庭内に配置されるケーブルは多く、どのケーブルがなにか将来わからなくな
っては大変です。そこで各ケーブルにはテプラなどで行き先表示や同様のケー
ブルを多めに入れた部屋に関しては通し番号も入れてもらいます。(例.書斎
LAN1,書斎LAN2,TEL,TV,CS)
将来的にも残る配線図面などの部屋の名称と一致させたり、分かるような名称
を指示します。指示しない場合はテプラまで行ってくれるとは限りませんし、
テプラしておいても工事中にケーブルをカットなどしてなくなってしまうこと
もありますのでご注意ください。
−− ポイント/ステップルについての注意 −−
ケーブルの配置で注意する点として「ステップル(止め金具)を使用しない」
ように指定することです。配線を入れ替えや増設時に古いケーブルを呼び線代
わりに使えるため、ステップルで固定してしまうと入れ替えができなくなった
り、LANケーブルのようなデリケートなハイクオリティーケーブルの場合に
は品質が落ちてしまうこともあります。
ステップルは各所にケーブルを固定できるため、工事を行う人にとっては多用
してしまうものですが、ケーブルの入れ替えや増設の特にネックになってしま
います。ただ、施工上必要なこともあるため、申し入れがあった場合はよく話
し合い最終判断をしましょう。この点は配管の湾曲度と同様に配慮が必要です。
Last updated; 2007.9.1
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