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住宅情報化/情報配線
− 参考資料 自動検針サービスへの対応 −
会社の人件費削減のため、最近では公共設備(水道、ガス)などの検針作業が、
電話回線を用いたオンラインでの自動検針システムへ移行している会社が増え
てきております。特に検針に費用がかかる地方で広まりつつあり、今後は全国
規模で導入する可能性も出てきています。
これは月に一度、検針する会社側から検針メーターに電話回線を通じて接続し
メーター目盛りを読み取ることで利用者に料金を請求するシステムで、利用者
は電話回線を貸すだけで、電話料・通信料は一切かかりません。ガスの自動検
針の場合は、ガス警報機とリンクさせていることもあり、無料でガスの警備サ
ービスが受けられる場合もあります。
NCU装置。この装置を電話の保安器の近くに設置し、各種メーターやセキュ
リティーセンサなどと連動させ、電話回線を使って関連会社と通信します。こ
れ一台で、ガス・水道・各種センサ(警備など)などの複数のシステムと接続
できます。
*** ワンポイント ***
新居のお知らせを前もってしておいても自動検針について前工事を案内してく
れるとは限りませんし、現在は行っていなくてもこのご時世ですから数年以内
に開始することも考えられますので、問い合わせておくのもいいでしょう。
基本的に会社側の経費節減システムのため、家の工事中の際に来てもらえば、
その会社の工事担当が必要な配線などを無料で行ってくれるはずです。NCU
のISDN対応問題ですが、最近ではISDN用のNCUが開発されている可
能性もあります。
・部材参考資料
もしサービスが始まっていなくても、用意しておきたいというのであれば、ガ
スメーターや水道メーターなどの計器付近から電話の保安器にかけて、一般の
4芯程度の電話ケーブルを配置/準備しておくと対応できると思います。
Last updated; 2007.9.1
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