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住宅情報化/情報配線
*** TEL:電話とFAXが複数あるときの考慮 ***
例えば、ひとつの部屋でインターネットや電話、FAXなど多くの機器を利用
したい方もいることでしょう。特に書斎やリビング/ダイニングだと思います。
そのようなワーキングルームで多くの機器を利用する場合に、例えばインター
ネット中やFAX通信中に平行(並列/パラレル)接続されている電話機など
を利用されてしまった場合、通信が中断したり、受話器から通信音が聞こえて
しまうことがあります。
これを防ぐためにアナログモデムやFAXには、電話回線と接続するLINE
端子とTEL端子の2つが用意されていて、これをうまく利用することで上の
トラブルを回避できます。しかし情報分電盤で電話分配器などを利用した場合
には、パソコンやFAXを通過したTEL端子に接続した電話と違って、上の
問題が残ってしまいます。
このようなある部屋に通信機器が集中する場合には、その部屋と情報分電盤間
に2〜3回線分の電話配線を確保します。そして電話保安器から情報分電盤に
入り込む電話回線を1回線使って一度、PCのアナログモデムやFAXに接続
します。さらにそれらのTEL端子をもう一回線利用して情報分電盤に返し、
情報分電盤で電話分配器を置いて家庭内の電話などに分配させます。
すると通信機器と電話の優先順位が確立し、パブリックに電話配線になってい
ることから、通信が切断されたりされるトラブルなどもなくなります。
さらに機器を多く利用する部屋に、このように多くの電話回線を用意しておく
と、ISDNを導入するときにも転用/応用できます。例えば多く回線を用意
しておくことで、電話やFAXをそれぞれ単独でTAのアナログポートに接続
できるため、2つの同時利用や高度な電話の利用が可能になります。
ケーブルは上にも紹介したように、FCT−Uを1本配線しておけば2本ペア
が4つあるため4回線最大で確保できます。
Last updated; 2007.9.1
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