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住宅情報化/情報配線
− 1−1.まずはじめに −
まず、情報配線とはどのようなものが該当するのか認識するところから始める
ことにしましょう。「情報」といえば、インターネットや電話といった通信系
だけのように思いがちですが、近年テレビ放送もBS・CSデジタル放送も始
まり、リモコンを使ってクイズ番組に参加する「インテラクティブ型」の放送
も始まっています。そのためテレビも受信するだけのものではなく、ひとつの
「通信」に変化しつつあります。
よって今後のホームネットワーク社会に対応するためには、住宅情報化という
準備において、「テレビ系」、ISDN/ADSL/光ファイバの「通信系」、
家庭内LANやSOHO(家庭内オフィス)の「ネットワーク系」の3大イン
フラの整備が必要になります。
[今後のテレビメディア]
テレビといっても日々進化しています。BSやCSもデジタル化し、地上波デ
ジタル放送も2003年〜2004年には一部の地域で開始される予定です。
そのためにはまず、BS・CSデジタル用のアンテナで、さらにアンテナから
部屋に設置されるチューナーまで間に「BS・CSデジタル対応」のケーブル
で配線しておく必要があります。
[今後の電話と通信インフラ]
今まで高速通信の主流であったISDNから、より高速なADSLサービス、
さらには光ファイバによるインターネット接続サービスも開始されています。
ADSLは既存の電話線を使ったサービスのため、電話局とご自宅までの配線
距離によって通信速度に大きく影響が出てくることはご存知でしょう。それ以
外にもADSLの通信速度に影響を与える要因は多く存在し、家庭内の配線や
ノイズ源の多い電化製品の近くでも影響を受けます。
特に一般的な電話線の場合、細いケーブルが利用されているためADSL信号
の帯域ではノイズに弱く当然通信リンクの安定性や速度にも影響が出ます。
また電話もインターネット技術を使った「IP電話」サービスが普及しており、
電話代が安価になることから注目されています。
電話もADSLといった高速通信からIP電話といった低価格電話まで、日々
進化している状況から、ある程度の品質をカバーしておく必要性があります。。
[今後広く普及する光ファイバ]
光ファイバは一般的な配線と違って、後から配線する場合には工事が大きなも
のになる傾向があります。要因は金属を使ったケーブルと違ってとてもデリケ
ートなケーブルであるためです。そのため家が完成してからすぐに使わなくて
も今後10年以内に使いたくなるケースが出てくるかと思います。
[将来展望とまとめ]
これまでの説明でテレビや電話といった身近なものが常に進化していることは
お分かりいただけたかと思います。
時代の進化が進み、将来あなたが新しく導入したいメディアができたときに、
いかにスムーズに対応できるように今の段階から準備しておくか、それが住宅
情報化における一番大切な考え方であり、心構えのようなものかもしれません。
Last updated; 2007.9.1
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