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住宅情報化/情報配線




− 別資料 ケーブル通し(通線) −

住宅メーカーに見積もってもらうと、意外な金額を提示されたりすることもあ ります。これは特殊工事として扱うメーカーが多いためで、これによって配管 のみを行っておいてもらい、ケーブルや端子加工は自分で行う方もおります。 そのときにはプロの方から部材のみを余分もみて請求すると、場合によっては 安い金額で部材のみを置いていってくれることもあるそうです。 − 1.通線ワイヤ(呼び線)の準備 − CD管にはケーブルを通すためのワイヤが入っていることがあります。このワ イヤにケーブルを巻き付け、反対側から引っ張ることで通線を行います。 CD管にワイヤが入っていない場合には、丸めたティッシュペーパーにビニー ルのひもをテープでくっつけ、反対側から掃除機で吸出し、そのビニールのひ もにつけたり、CD管の湾曲部などの問題から、さらにもう一度針金を通し直 してワイヤを確保する方法もあります。 配管ではなくフリースタイルで行う場合は、ケーブルを通す位置などを考慮し ながら通線します。いずれも軍手などを使用するといいと思います。 − 2.ケーブルの用意 − ケーブルは上の参考資料にある部材で工事発注を行います。もし後で自分で通 線をする場合は、以下を参考にしてみてください。 まずケーブルをDIYショップや電気資材店などに注文します。お店には基本 的にカットされたものや短い量り売り用に用意していることがほとんどですか ら、長さによっては取り寄せになると思います。20〜50m程度でしたら、 お店によってはコネクタ加工済みの一般的なLANケーブルが売られているの で、カットして配線してから壁端子に接続する方が安上がりです。 衛星放送(BS)やデジタルCS放送、CATVインターネットなどの双方向 通信サービスなどにもトータルに対応できる「S−5C−FB」ロール。   300mロールのLANケーブル(CAT.5)。写真はエンハンスドUTP ケーブルで1000BASEタイプ(ギガスピード)のLANまで対応できる ケーブルです。新築の場合で電話配線とLANなどを5.6ヵ所以上に配置す る場合はそれ以上必要なこともあります。 − 2−1.配管を利用する場合 − 配管に通線ワイヤ(針金)などの引っ張る準備ができたら、いよいよ通線です。 まず、配管に通したいケーブルすべてをビニールテープでしっかりと束ねます。 (このときテレビケーブルとLANケーブルをいっしょにしてもかまいません) 次にテレビの同軸ケーブルの被覆を剥がし、真中の芯の銅線を傷つけないよう に長めにむき出します。その線を通線ワイヤと切れない程度に丈夫にペンチで 結合させ、さらにビニールテープで取れないように強化させ、準備完了です。 そして、力いっぱいケーブルを引っ張りましょう。ケーブルにオイルなどを塗 ることもあるようです。 − 2−2.配管を利用しない場合 − 配管が建物の施工上などの問題から準備できなかったりした場合に自己配線す るにはとても技術が要するため、もし既存のケーブルとの入れ替えの場合は、 既存のケーブルを引き線として利用し、交換することになります。 天井裏から壁沿いにケーブルを垂らし、ボックスへケーブルを通す方法もあり ます。
Last updated; 2007.9.1
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