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ISDN&電話システムの構築
− 1.アナログからデジタル時代へ −
電話回線では現在、アナログ回線をはじめISDN・ADSLなど徐々にデジ
タル移行してきていることを実感できると思います。
そのため電話も普通に配線しておけばいいという時代ではないようで、現在は
アナログ回線で利用する予定でも、後で対応できるようにしておくといいと思
います。ISDNルーターによるインターネット接続の共有などを検討してい
る方であれば、同時に家庭内LANの配線も必要になるでしょう。
今のところは「アナログ回線」(普通の回線)でよくても、いつISDNが必
要になるかはわかりませんし、近い将来、電話はISDNに移行してしまいま
す。ですから家を新しくするのであれば、ISDNベースの配線を施しておき、
移行ができるような「将来性」までを考えておいてもいいでしょう。
− 2−1.アナログとISDNの配線の違い −
アナログ配線は一般的に最小必要線数の2線式ケーブルで行われ、ISDNの
場合もアナログ配線からの移行性も考慮して、2線式のケーブルでも利用でき
るようになっております。しかし、これからの住宅情報化への対応、電話機や
FAXなどの機器の数台の設置を考慮すると、クォリティー性高い8線式のケ
ーブルを配置しておくことが必要でしょう。
具体的には、全部屋と情報分電盤との間にISDN用の8芯ケーブルを壁内に
整備しておけば、電話機をそれぞれの部屋で追加することになったときに、ケ
ーブルを通し直さなくても、後々取り出して工事するだけで済みます。ISD
N用の配線は普通のアナログ電話回線としても利用できるため、1本だけでも
用意しておけば電話関連の工事は、ほとんどが簡単に移行できてしまいます。
− 2−2.電話とインターネット接続 −
基本的に「電話とインターネット接続」ができればよい、という方が多いこと
でしょう。次に紹介するISDNバスまたはLANの整備の検討も希望する環
境によって異なるため、これから紹介する内容を参考にしてみてください。
−−− 複数のPCで同時にインターネット −−−
インターネット定額接続の「フレッツ・ISDN」始まり、インターネットを
利用する時間も多くなれば、利用したいPCも複数になっていくことでしょう。
もちろん1回線のプロバイダ接続で複数のPCが同時にインターネットを楽し
めるようにしたい人も多いことでしょう。
そこで利用するのが「ISDNルーター」です。これはLANを利用して各P
CとLANを経由して専用TAに接続されるため、インターネットの同時接続
はもちろん、家庭内LANも構築できる優れものです。
この場合にはルーター機能付きTAから各PCのある部屋にLANケーブルな
どの整備を行います。製品などは各メーカーのカタログなどを参考にしてくだ
さい。
−−− ワイヤレスでインターネット −−−
最近のTAにはワイヤレス機能タイプもあり、専用子機とPCを接続すること
で、配線なしでインターネットに接続することができる機器もあります。ノー
トパソコン用にはカード型の小型子機も用意されています。製品などは各メー
カーのカタログなどを参考にしてください。
この場合には、TAを情報分電盤に設置して、その個所に家庭内の電話配線を
集中すればよいことになり、インターネット接続されるPCの位置によってT
Aの設置位置を考える必要がありません。
−−− TAを複数台設置したい場合 −−−
これは特殊な例になりますが、複数台のTAを設置したい場合はISDNバス
を整備し、それぞれを接続する方法になります。
− 2−3.ISDNバス/LANの検討 −
ISDNはデジタルネットワークのため、1と0で信号のやりとりをします。
その信号には音声やデータ通信の信号のほかに、各種制御信号などもやりとり
され、ISDNライン上にはTAなどといった機器を最大8つまで接続するこ
とができます。これを「ISDNバス」といいます。
このISDNバスとアナログ電話や一般的なFAX(G3タイプ)は直接接続
できず、TAを経由して接続されます。そのため今までのアナログ電話機など
はISDNバスによって接続されるわけではないため、基本的にISDNバス
の整備が必要な方はほとんどいないでしょう。ISDNバスは上に紹介したよ
うに、インターネットを利用する部屋が多い場合などTAを複数設置する場合
に利用します。
−−− ISDNバスよりもLAN整備の時代へ −−−
最近はISDNルーターを利用して数台で同時にインターネットを計画してい
る方が多く、この場合は先にも紹介したようにISDNバスの整備よりもLA
Nの整備となり、最近ではLANを整備する方も多いようです。
ISDNバスケーブルの代わりにクォリティーの高いLANケーブルで配置し
ておけば、電話配線やISDNバスはもちろんLANへの転用も可能になりま
す。ただし転用を考慮する場合は、情報分電盤から各部屋へ送るケーブルの配
置方法は、ISDNバスの一般的な配線方法である一筆書き「流し配線」とは
異なるため、下を参考にしてみてください。
− 3.住宅メーカーの対応の違い −
ISDNベース配線は住宅メーカーによって対応が違い、標準工事では一般的
なアナログベースの2線式配線を数ヶ所行うだけがほとんどです。ISDNの
場合のメーカーマニュアルが整っていないことがあるため、施主側がしっかり
としたプラン造りをしておく必要があるでしょう。
メーカーによる対応の違いとしては、標準装備である一般電話の配線工事でも、
ISDNの配線工事でも、今のご時世を考えて工事料同額で行う場合もあれば、
ISDN用の配線/部材を使用するため、別途配線代・配線工事料を追加請求
する場合もあります。もし別料金の場合には、担当者に問い合わせることで同
額になることもあるようですからがんばって交渉してみましょう。
ISDNベース配線の場合は、加えてアナログ電話用のアナログポートも用意
することになるので、多少アナログ配線よりは負担が大きくなるかもしれませ
んが、ケーブルなどを整備は今や必要不可欠ですし、施工費は家全体の建築費
の数%程度ですから、この際導入しておくとよいでしょう!
工事については、メーカーによってNTTに依託する場合もあります。また専
属の工事店の場合もありますが、LANやISDNバス配線という言葉が通じ
る工事店でない場合には、少々苦労するかと思います。
−−− 設計には想像力としっかりしたプラン −−−
なんといってもTAなど設置する位置などの決定は、図面だけでメーカーに注
文しなければならないので、想像力が必要になり苦労するかもしれません。
もし新築の家にISDNを引き込む場合は、家を注文した家のメーカーの電気
関係の担当者(電話・テレビなどは、「弱電担当者」といわれています)にそ
の旨をなるべく早い段階で伝えます。さらに電気配線関連は上棟が終わると同
時に、ケーブルや配管の配置を始まりますので、それまでにはメーカーに対し
て最終図面を確認する程度にしておかなければいけません。
もちろん、微調整であれば最終確認の段階でも修正できますが、配線の関係も
ありますので、前もってしっかりとしたプランを立てましょう。
− 4.配線/プラン設計 −
ISDNの場合、TAのCOMポートやUSBなどの通信ポートとPCを接続
できなければ64/128kの通信は利用できません。ということは、パソコ
ンとTAの位置は近くなければならなくなります。さらに家庭内の電話やFA
Xなどは、このTAを経由して配線しなければなりませんから、TAが置かれ
る個所に家庭内の配線が集中させる必要があります。
集中させる所は、ユーザーの希望通りの所に指定する場合もありますが、一般
的に家庭内の電話配線が集中する階段下の収納やPCの近くに設置することに
なるでしょう。TAやルーターの種類や置かれる位置には以下のことを検討す
るといいでしょう。
- 情報分電盤の位置
家庭内の電話配線をどこに集中させるか?
- 情報コンセントの設置する部屋
どの部屋に電話端子を付けるか?電話とFAXなどの位置と総数
- TAとDSUの決定
上記条件よりTAにはアナログ端子が合計いくつ付いたものが必要か?
- TAを置く位置と家庭内の電話配線を集中させる位置
(同じ個所/家庭内の配線をTAが置かれるPCのある部屋に集中させる)
(違う個所/情報分電盤にDSU&TA、ISDNバスにより別TAへ接続)
- バス配線の整備/ルーターの利用の検討(LANの整備)
- 2010年に予定の家庭光ファイバ接続(FTTH化)への対応などの
ための配管の配置検討
このように家庭内の情報配線を集中させる個所には「情報分電盤」というもの
を設置すれば将来的にもいろいろと解決できそうです。詳細は住宅情報化ペー
ジにて紹介しております。
使用するケーブルは「電子ボタンケーブル」でも対応できますが、LANへの
転用やISDNルーターの利用の場合は「LANケーブル」ベースの配線にし
ましょう。LANケーブルはISDNバス・普通電話配線としても利用でき、
普通のケーブルに比べクォリティーが高いため、若干高くなるかもしれません。
以上の点を考慮して、端子の位置やケーブル配置数などをプラン設計して、メ
ーカーに早めに伝えましょう。下の資料や図面も参考にしてみてください。
− ルーター対応/LANの整備 −
SOHOやインターネットの普及なども関係し、ますますネットワークの整備
が標準化してくると思われ、家庭でもLANやISDNの整備も遠い話ではあ
りません。LANとISDNの整備をするときには先に紹介した「8線式ケー
ブル」よりもクォリティーの高い「LANケーブル」を配置しておきましょう。
全部屋の壁内と情報分電盤間にLANケーブルを配備しておくことで、いつで
もどの部屋でもLANや電話端子・ISDN端子の追加が容易に可能です。
配線の方式は、家庭内LANと同様にルーター機能付きTAが置かれる情報分
電盤などを中心にスター型の配線方式で設置します。詳細はネットワーク配線
のページをご利用ください。
ISDNバスを当初利用して、将来的にLANへの移行を考えている場合は下
の資料を参考にしてください。ISDNバスとLANとの配線接続方式に限っ
ては互換性は全くないため、乗り換えは不可能になります。
− 別資料 ISDNバス配線とスタブ配線 −
ISDNバスは1本一筆書きのバスラインを家庭内全体に配備し、LANの場
合はHUBやルーター機器などを中心に各部屋に個々に1本1本の配線が必要
になります。(その形が星マークに似ていることから「スター型の配線方式」
といいます)
ISDNバスとLANの配線の食い違いは将来的なことまで視野に入れると、
とても大きなネックとなります。つまりISDNバスを整備した家庭で一般的
なダイヤルアップから、ルーターを用いるLAN形式の接続に変えることにな
ったときに、新たに大きな工事が必要となってしまいます。これを解消するた
めにまるけんは以下の配線方式を推薦いたします。
一番下のISDNベース配線参考図を見て、ここで先に説明したバス1本を家
中に配置する「流し配線」ではなく、LANと同様にスター型の配線になって
いることに注目してください。バス配線は、1本線上のバスラインを整備しD
SUから一番遠いISDN端子に終端抵抗を入れることは説明しました。それ
が「本来のISDNバス」です。
しかしそれではLANへの乗り換えは不可能であり、もしLANケーブルを用
いて用意したとしてもLANへの転用はできなくなってしまいます。そこで、
「スタブ配線」という方式を利用してLANへの転用を可能にするISDNバ
スを構築するといいでしょう。
これは、バスの遠端に終端抵抗を設けるのではなく、DSUやTAなどのIS
DNバス端子の内部に終端抵抗を接続することで、短い範囲でISDNバスを
形成するときの方式のことです。そのスタブラインはせいぜい数m以内にIS
DN機器を接続しなくてはいけなくなります。この時、長いバスケーブル流し
はできなくなりますが、近距離であればバス同様に利用できます。
つまり、TAには「S/T端子」「Sバス端子」と表示されたバスとスタブの
兼用端子が用意されていることがあります。その切り替えは、TAなどの機器
に終端抵抗ON/OFFスイッチがありこれで行います。TAの終端抵抗をO
FFにしてバスの遠端に終端抵抗を入れればそのラインは「ISDNバス」に
なり、ONにすると近端で終端されてしまうため、そのラインは「スタブ」と
なり、数メーター以内にISDN機器を接続しなくてはいけません。
DSUからのバス配線は、一筆書きの1ライン(流し)工事が必要ということ
は先に説明しましたが、TAには「さらにTAにつなぐためのISDNバス端
子を用意してある」ものがあったり、バス端子が2つ以上用意されたものもあ
ります。ですから、ISDNバスを1ライン上に構成しなくてもスタブのよう
な利用の仕方もあれば、家庭内LANのようなスター型配線のようにバスを張
り個々を終端することで家庭内LAN用の配線とISDNバスとの互換性を持
たせることが可能になります。
[ISDNバス配線]
バスの終端には、終端抵抗内臓型のISDN端子または、終端抵抗機能付きの
ISDN機器を必ず取り付ける必要があります。ISDNバス端子以降の部分
は、スタブ扱いになるため、数m以内のケーブルでISDN機器と接続します。
(正しく終端されていれば、使用しない端子があっても問題ありません)
[S/OFF]==T==T==T==T==T==T(R)
| | | | | or
* * * *(R)
[スタブ配線]
S/T端子に終端抵抗ON/OFFスイッチがあり、それをONにするとその
S/T端子はISDNバスではなく近端を終端としたため、数m以内に機器を
設置する「スタブ」配線になります。
S/T端子は、1つのものから2つまでといろいろあります。下は2つの例。
端子から数m以内のケーブルを用いて、近場にISDN機器を取り付ける必要
があります。
[S/ON] [S/ON]
| |
* *
[LAN/互換性配線]
ISDNバス配線とLANとは基本的に互換性はありません。そのため相互乗
り換えを可能にするには、バスを1ライン上に乗せるISDNバス独自の規格
ではなくLANのようなスター型配線を施しておき、TAの終端機能をOFF
にしISDN壁端子を終端抵抗なしのもの、またはLANベースのCAT5対
応情報端子を設置しておきます。
最近のTAは、オプションの場合も含めてS/T端子が複数付いたものが増え
てきているため、そのようなスター型のバス配線にも十分対応できます。もち
ろんスター型配線によりLANやルーターへの変更も配線や端子を変えずに可
能になります。
[S/OFF]====== T(R)
[S/OFF]==T(R) | or
| or *(R)
*(R)
S:S/T端子 [ON:終端抵抗ON OFF:終端抵抗OFF]
T:ISDN端子
R:終端抵抗(端子内蔵型)
=:ISDNバス配線
|:スタブ配線(短いケーブルで接続する必要あり)
*:ISDN機器(TAやISDN電話、G4FAX)
−−− ISDNバスの終端抵抗について −−−
バス工事は、ひとつのライン上にするため端子は「端末」工事ではなく「流し」
工事になります。つまり、端子の出発点から次の端子まで、さらに次の端子へ
そのまた次の端子へと、ひとつの線を辿っていくような構造になります。そし
て、最後の端子や終端には電気的な特性上から「終端抵抗」を入れる必要があ
ります。
この終端抵抗は、終端のISDN端子に終端抵抗内蔵型の端子を用います。T
Aにも、終端抵抗ON/OFFスイッチ付きのものもあり、終端のISDN端
子側に終端抵抗が内蔵されている場合はOFFにします。もし、終端抵抗が終
端に入っていない場合のみONにします。(終端抵抗を考慮しなくても動いて
しまうこともあり、そこが終端抵抗の必要性をなくしつつありますが、正規に
は正常なISDN網の動作のために必ず考慮する必要があります。)
(豆知識)
BOD(バンド・オン・デマンド)の128k通信は、64k+64k=12
8k(ろくよんろくよんいちにっぱ)つまり、2回線同時に利用して128k
を確保しています。BOD(バンド・オン・デマンド)の128k通信では、
USB(Universal Serial Bus)ポートを利用し、従来のCOMポート接
続では実現できなかった128k通信を可能にしています。
− この際だから、こんな要望も! −
- デジタルコードレスシステムを導入したい!
- FAXをダイヤルインを使わず、うまく使いこなしたい!
- ドアホンと電話機をつないで、電話からでも来客者とドアホン通話したい!
家庭内交換機の導入やISDNの各種サービスも最近では充実してきています
ので低価格でいろいろなサービスが受けられそうです。
− 電話網の構築/構想図面作成 −
−− ISDN工事 配線図 −− (等角フォントでご確認ください)
下の配線図は、家庭内の電話網が集中するところとPCへの接続のシリアルポ
ートが必要になるところにTAを2台以上設置する場合の考案図です。
======== NTT ISDN回線
------- アナログ回線(アナログ電話網)(TAのアナログポートへ接続)
+++++++ デジタル回線(ISDNバス網)(TAのS/T端子へ接続)
******* PC 回線(PCのシリアル/USBポートへ接続)
^^^^^^^ ドアホン回線
====[NTT ISDN回線]=====[DSU]------TEL 1階(リビング)
+ |----------TEL 2階(寝室)
+ |
+ |---[ドアホンアダプタ]---[PHSコードレスアダプタ]
+ ^
+ ^
+ [リビング ドアホン親機]
+ ^
+ ^
+ [玄関 ドアホン]
+
+
+
++++++ISDNバス配線 2階★部屋
また、2階の★部屋内「ISDNバス配線」については以下の通り
(省略)
+
+
++++++++++++++++2階★部屋[ TA ]---TEL
+ * |--------FAX
+ * |--------モデムなど(予備・空き)
+ *
+ *
+ ***********PC(ISN64 通信)
+
+
+
++++++++ISDNバス配線 2階●部屋(終端)
(TAのアナログポート・データポートの各出力は全てその室内で利用)
将来、2階●部屋でPCや電話機接続のためにTAが接続できるように、
★部屋−−●部屋間に8線式ISDNバス配線を整備。
(部屋間8線式端子付工事、予算=5000円とのことで、実施)
[DSU]=DSU内蔵ターミナルアダプタ(TA)(アナログポート3・S/T端子付)
[TA]=ターミナルアダプタ (アナログポート2〜3・S/T端子付)
[玄関ドアホン]=玄関先に取付けられるドアホン
[リビング インターホン]=リビングに備え付けの専用インターホン
[ドアホンアダプタ]=PHS電話機からもドアホンと会話できるように装置
[PHSコードレスアダプタ]=PHS電話機を家庭の電話として利用するための接続装置
− 電話機でも来客者(ドアホン)と会話したい!!! −
各社電話機メーカーは、家のドアホンと電話機を接続するためのアダプタを用
意していて、メーカーの定める機器に限り電話機からドアホン対応できる機能
があります。
まるけんの家の条件は・・・
専用のテレビモニタ付きドアホン本体でも受け取れて、本体で来客の対応が
できない・・・つまり本体から離れているときは(2階にいたりなど・・・)
一般の電話機(今回はPHS)からも来客者と会話できなきゃいや!という、
わがままほうだいのもの・・。
その場合、PHSからもドアホンの対応ができるようにすることと、テレビモ
ニター付きドアホン本体でも常に受け取れるようにすることなどが重なり、プ
ランや構築には苦労しました。・・・というよりも、希望の機能・動作条件が
一致するモニター付きドアホン本体を探すのにとても時間がかかりました。
そて、そんなことは実際にできるのでしょうか???実は、できるのです。
しかし、基本的にドアホン本体・インターホン・電話機・それに必要なドアホ
ンアダプタといわれる接続装置を同一メーカーの指定品でなければ正常に動か
ない、と各社電器メーカーは発表しています。
しかし、そのようなメーカー統一で一式そろえることはできませんし、今ある
電話機(PHSデジタルコードレスアダプタ)を利用したいので、これまた難
しくなりました。しかし最近、メーカーはドアホンの互換性、つまり規格を統
一する方向で設計を初めたようで、調べてみるとできるような気配になってき
ました。(メーカーは他社との詳しい互換性は一般的に公表してくれません。
これが、またネックとなります。)
そして、ついに実現しました。今回はPHSコードレスを使って対応できるよ
うに計画していましたが、予定通り利用することが可能になりました。
さて、実際に使ってみるとこれがまた便利で、2階にいるときに来客があった
ときに、わざわざ下のドアホン本体まで行かなくてもいいのです。
また、PHSコードレスは、電話の発信・着信。ドアホンでの来客対応、内線
通話が可能ですので、とても便利に使っています。
Last updated; 2000.12.12
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